昔から「話すときは人の目を見て」と教わってきた。一般論としてもそうだし、直に注意されたこともある。
あれはいつのことだったっけ。私にそれを言ったのは女性の教師だったが、中学も高校も卒業のときの担任は男性だったなあ。卒業など関係なく高校のとき? 副担任?
「○○さんは人と話すときに目を見ない。直した方がいい」と言われてその場で頷きはしたものの治らずじまい。
みんなどうしてるんだろう? こっちが見てないからあっちが見てるかどうかも私は知らないけども、目をばちーっと見られると私は落ち着かなくなる。怖いのかなと思うこともある。
こんな私でも、相手の顔と目をばちっと見ながらのぞき込むように話すときもある。
仕事の時だ。相手を安心させるのも職分のうちなので、そりゃ視線をうろつかせていては安心も信頼もあったものでもあるまいし、逆に言って自分に自信がないわけでもなく、相手を安心させようと目を合わせてしゃべる。
--ということは私的な空間ではあまり自分に自信がないのか、私は。
先週末、実家の目の前の海峡をはさんであっち側とこっち側で同時開催の花火大会がありました。
花火大会となると車が動かなくなるので、行くのだったら電車で出かけなくちゃいけない、仕事が終わってから電車に乗って出かけるのはどうだろうとかいろいろ考えていましたが、ここのところ仕事の状況が毎日毎週大変厳しく、こんなときくらいビール飲みながら花火を見物するのもいいかもしれない、と結局出かけることに決めました。猫とも遊べるし。夜帰らなくてもいっそ泊まって翌朝直接出勤すればいいや。
で、さっそく実家に電話指令を。
「やっぱり行くから。ビールかっといて、2本くらい」